刑務所の中


tanimuraです。

いわゆる「監獄もの」と呼ばれる物語は多くあります。
脱獄を目標としたもの。
囚人や看守との対立を描いたもの。
そんな緊迫した要素が一切無縁の獄中記が花輪和一の『刑務所の中』です。
2002年には山崎努主演で実写版映画にもなった作品です。

正月には少しだけ豪勢なご飯が出たり、ご飯に醤油かけたり、月に
6回はパンの日があったりだのやたらと食べ物の話が出てきますが、淡々とした刑務所の暮らしでは、それだけ大きなことなのでしょう。

非日常に憧れるというか、覗いてみたい世界なので妙な中毒性があり、ついつい定期的に再読してしまいます。また、「この暮らし悪くないな・・・」と思わせる怪作でもあります。

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