干し柿の作り方を教訓に


渋柿の続きです。

前回の話しだけでも全てを察する方々も多いとは思います。

そうです。
干し柿です。

小さな頃はあまり好きではありませんでしたが、
デパートで数年前に見た時は、
リンゴとかとの食材と一緒に買って食べました。
美味しかったです!

昔食べた食感や味を思い出しました。
普通の甘い柿はスーパーでも時々買って懐かしい味を楽しんでいるのですが、
干し柿は良いものはそれなりに高くて頻繁に買う事も出来ないのですが、
このブログを書いているうちに
猛烈に食べたくなりました(笑)

さて、私の知っている干し柿の作り方です。
まず、
1)渋柿の皮をむく。
2)ヒモで柿と柿の間隔をあけてつなぐ。
3)軒下など風通しのよいところに干す。
4)約2週間で渋みが甘味になり食べれます。
5)表面が乾いてきて、柿の中身はゼリー状態。
とっても美味しいです。

※干し柿の表面に付く白い粉は、乾燥によって濃縮された糖液が結晶となったもので、ブドウ糖と果糖の混合物なので全く心配はありません

大体、こんな感じです。

今は便利な世の中ですので、ネットで検索すると作り方も色々と出てきます。
自分にあった作り方を試してみて下さい。

先日、スタッフにも話したのですが、
スタッフは「渋柿の存在自体を知らなかった」のですが、
子供の頃、背の高い甘柿の枝に手が届かず、裏庭の渋柿は背が低く子供でも手が届いて食べたら渋かった。
それを祖母に話すと、
「あの柿は渋柿だから、ずっと渋いよ。干し柿にしないと食べれない」と教わりました。

子供心に「意味のない柿だな」~と思っていたものです。

でも、先日ある人の話しを聞き、渋柿の存在価値や食用としての新たな利用価値などから、
自分達の事と関連づけて考えるいい機会がありました。


その言葉は、正確ではないですが以下の様な内容です。

「渋柿の渋みが甘さとなる」

この言葉を耳にした時、
一瞬に全部理解出来ました。
本当に深い内容です。

内容は以下の通りです。
「渋柿」と言う全く食べる事が出来ないものでも、
「干し柿」に変化する事でとっても美味しいものに変われる。

これだけでも、グッと来ます。
人とか、考え方とか、技術とか色々と似たようなものがあるかもしれませんが、
やはり、中心は「考え方」など人に帰属するものだと思います。
自分からの変化も必要です。

特に深いな~と思ったのは
甘くなるのは「渋み」だと言う事です。
欠点だと思われた性格や姿勢、態度、頑固な性格等々。
それらがある切っ掛けで転じれば、
甘味と言う長所になる。
(自分が中学の時に美術の先生から受けたアドバイスも深いのですが、これは次回に、、)
深いですね。

更にもっと、深いのはですね。
「渋柿」を甘く加工して「干し柿」にする為には、
「皮をむく」と言う事をしなければならない。
ここまで想像するとたまりません!

凄いですね!
上記レシピにありましたが、
この「皮をむく」と言う作業が実に大事です。

人でも、「一皮むけた」と言いますよね。
それに近い意味があります。
ここでは、自分の「我」や自己満足だけの考え方
偏屈、、、等々
色々の「渋み」を「甘味」に変えるには、
「皮をむく」と言う作業が必要であると言う事です。
決して、砂糖を加えたり、他の甘味料を追加する訳ではないです。
「皮をむく」だけです。
実に深いですね。
誰だって真似できます。
自分の本質や欠点を直す訳では決してないのです。

そして「光」を当てる事により「甘くなる」と言う事です。
それは、良く例えられますが、正しい考えやアイディア、
あるいは賢者の教えなど、
あるいは同僚、友人、親兄弟、本などの書籍、なんでもありです。
その「光」があって初めて「干し柿」になれて、
人々に有益な存在になれて役立てると言う事です。

上記の事を「渋柿の渋みが甘さとなる」という言葉を聞いた時に
感激して一瞬に理解出来ましたが、
自分自身も大いに反省しなけばならないと思った次第です。

それで、スタッフにも
この感動を伝えようとしたら、、、

あらあら残念(悲)
あるスタッフは「干し柿」自体を知らない。
試しに「干し芋(「ほしいもの」ではありません(笑)ほしいも)」は知っている?と聞いたら、
「もしかしたら、食べた事があるかもしれません」

う~ん。困った。
これじゃ、この感動は伝わらない。

先ず、「渋柿」の存在、
そして「干し柿」の存在と作り方を教えないとダメだ~。

だったら、毎回、その都度注意したりアドバイスをして
各々の作業を教えないとダメかな?
と落ち込みました。

でも、いいんです。
それはそれで、

作業で思い出しました、
私自身「作業」は辛いです。
でも、「仕事」は楽しいです。
ちょっと脱線しましたが、
「作業」と「仕事」を理解出来て仕事が出来るようになってくれれば嬉しいです。

そう言えば、桃栗三年柿八年ですしね(笑)

なんだか、脱線しながらもお話しでした。
booKNOWも一皮むけようと思っています。
宜しくお願いします。

  

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